呼吸

20130314

 

呼吸運動を行う筋肉

 

肺は、胸椎と肋骨、肋軟骨、胸骨に囲まれたカゴ状の胸郭の中に入っています。胸郭の中のスペースを胸腔といい、この胸腔の容積が広げられると、中に入っている肺も受動的にふくらまされて、空気が吸い込まれるのです。これは主に、肋骨と軟骨の間に張った肋間筋や,心臓の下にある横隔膜の収縮によって行われていきます。

http://human-science.seesaa.net/article/6879797.html

 

20130310

 

あうんの呼吸

 

二人以上で何かひとつのことをする時、微妙なタイミングも多くを語らずピタリと決まること、気持ちが一致している関係を「あうんの呼吸」と表現する。

 

あうんは「阿吽」と書く。インド古語のサンスクリット語の「a」と「hum」の音に漢字を当てたもので、口を開いて出す音(開声)と閉じて出す音(合声)の組み合わせにより、呼気と吸気という意味も持つ。また日本語の五十音表に似たサンスクリット語の悉曇《(しったん、Siddha)梵字の字母、また、その音声》では、それぞれ最初の音と最後の音である。


神社の狛犬・獅子や寺の仁王像のコンビは、一方は口を開けた阿()で、もう一方は口を閉じた吽()となっている。これは阿と吽で万物の始まりから終わりまでを象徴したもの。つまり「あうんの呼吸」と言えば、最初から最後まで全てにおいて呼吸の合う、心の通じ合った関係というわけである。

http://www.union-net.or.jp/cu-cap/aunnokokyuu.htm

 

20130310

 

皮膚呼吸

 

岩波生物学辞典によれば、本来、体表面は酸素を通過させる機能を持ち、特別の呼吸器官を持たない動物は皮膚呼吸に頼る事になるとのことです。皮膚呼吸はカエルなどでは、全呼吸量に対する皮膚呼吸の割合が、通常は3050%、冬眠時は依存度が高く70%程度なのに対して、ハト・ヒトでは1%以下。ヒトでも皮膚呼吸をしていないわけではないが、極めて低い割合。

 

ヒトの皮膚は基本的に排泄器官であり,汗腺から皮脂腺から不要なもの,有毒なものが排泄されている。

 

20130307

 

呼吸(こきゅう)とは以下の二種類の意味がある。

  1. 細胞呼吸細胞が最終電子受容体として酸素を用い、二酸化炭素 (CO2) を放出する異化代謝系。内呼吸ともいう。
  2. 外呼吸多細胞生物体が外界から酸素を取り入れ、体内で消費して二酸化炭素 (CO2) を放出すること。